老後資金

老後資金6,000万円でも足りない?誰でも老後貧困に陥る可能性がある

独居老人のイラスト

普通に正社員で年収が高かった方でも、誰もが老後貧困へ陥る可能性があります。

今、元気で働いていて、まさか自分が老後貧困に陥るなどと考えていない方も、多いのではないでしょうか。ちょっとしたきっかけで、誰もが老後貧困に陥る可能性があると認識し、正しい知識を持っておくことが重要ではないでしょうか。

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普通の方が貧困老人へなってしまうきっかけ

貧困層の男性のイラスト

普通に正社員で、年収も高かった方が貧困老人へなってしまうきっかけは以下のようなものがあります。

貧困老人へなってしまうきっかけ
  • 病気や事故による想像以上の医療費負担の増加
  • 親や伴侶の認知症や介護費用の負担の増加
  • ひきこもり、ニート、ワーキンギプアの子供の生活を支えるための支出
  • 熟年離婚で年金は半分に減少、家賃、水道光熱費は倍に増加
  • 認知症なのに、誰も頼れず詐欺被害にあう

老後にも、様々な試練が待っているようで、恐ろしいです。老後資金がそれなりにあれば、これらの問題を抱えながらも、生活にして行けると思うのです。

老後資金は、ほんとうにいくらあれば、大丈夫なのか?

老夫婦

老後資金は、ほんとうにいくらあれば、大丈夫なのでしょうか。

間に合うのか?50代サラリーマンが、目標とすべき老後資金はどのくらい?準備する方法は? という記事では、夫婦二人の場合、65歳から95歳まで30年間3,000万円あれば、余裕を持って暮らせると書きました。

しかしその後、「定年後設計スクール」の体験学習会を受講しました。

【体験談】『定年後設計スクール』体験セミナーをWEB受講 の記事に書きましたが、総務省の2016年「家計調査報告」と厚生労働省年金局の2015年度「厚生年金保険・国民年金事業の概況」のデーターに基づいた計算から、60歳から84歳まで(65歳~89歳としても)25年間で3,300万円が最低限必要な老後資金で、ゆとりある生活には6,000万円必要であると説明がありました。

その6,000万円にしても、年金が今と同じ水準で受給でき、物価も現在と同水準であるという前提に立っています。

今後さらなる少子化で、年金を払う現役世代が減り続けた場合、現在と同じ支給年齢で、同水準の年金がもらえるのか定かではありません。

そう考えると、6,000万円あったとしても、絶対大丈夫とは言えないのかもしれません。

まさに、生涯独身を選択するあるいは、せざるを得ない方が増え、子供が減少し、老人ばかりが増えてかつ長寿であるという、国家単位の想定外の事態が起きています。

60代でも7割の人は老後資金が準備できていない

60代でも、約7割の方が老後資金の準備ができていないという調査結果を定年後設計スクールの体験学習会で知りました。

老後は、支出もそれ以前に比べると減少するものの、年金収入だけでは赤字が膨らみ、老後資金がいずれ枯渇してしまいます。

それを補うため、死ぬまで働き続けなければ、やっていけない高齢者の方が増え続けています。70歳を超えても、働かざるを得ない状況の方も多く、それでもいずれ体が言ううことを聞かなくなる時期がやってきます。

働く老人

働けなくなったとき、年金だけでは生活がままならず、医療費を負担することもできない。そういう状況がすでに多く発生しているのです。

50代から老後資金6,000万円を貯めるのは、非常に難しい

正直、50代から老後資金6,000万円を貯めるのは、非常に難しいと思います。仮に思ったほど老後資金が用意できなかった場合でも、なんとか生きて行かなければなりません。

資金を貯められなかった場合も想定し、老後にどういう問題が起こるのかリスクを認識しておくことが重要です。

年金、家計、住まい、介護、医療、終活など最悪の場合を想定して、生き延びる方法を考えておくのです。最悪の場合、どうするか書き出しておくだけでも、多少気持ちは楽になるのではないでしょうか。実際老後に、様々な問題が起こっても、慌てずに対処できると思います。

可能であれば、定年後設計スクールの体験学習会で、セミナーを受講し老後に対する正しい知識をつけておきましょう。

 

ファイナンシャル11アカデミーの「定年後設計スクール体験学習会」

まとめ

現在の日本は、貧困が老人だけではなく、すべての世代に広がりつつあります。

回避するため、生きて行くためには家計、年金、保険、住宅、資産運用、介護、医療、終活まで正しい知識を持つことが重要です。

また、老後ほんとうに困った場合、助けてもらえる制度、生活保護や支援制度などについても正しい知識を持ち、どこに助けを求めれば良いのかを知っておくことも必要でしょう。

今の時代、核家族で、親が亡くなれば、兄弟とも疎遠で、単身で助けを求められるような友人もいない方も多いと思います。特に男性は、社会で孤立しがちです。

難しいことですが、社会活動などにも50代の内から関わることも必要かもしれません。まだまだ先のことと考えず、50代からできることをしておきましょう。老後、ほんとうにお金がなくなってからでは、手遅れになってしまいます。

コミヤ
コミヤ
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