この記事はオーデイオブック『心に折り合いをつけて うまいことやる習慣』について書いています。
今回は『心に折り合いをつけて うまいことやる習慣』について簡単にそのエッセンスをご紹介します。
わたしと同じよう、日曜日から会社のことを考え、憂鬱になっている方、仕事や将来に不安を感じている方に読んでいただければ、少しだけは心が楽になると思います。
Contents
80代の女性精神科医の中村恒子さん
『心に折り合いをつけて うまいことやる習慣』は80代の女性精神科医の中村恒子さんが語る言葉を、これまた精神科の女性医師 奥田弘美さんが聞き書きした本です。
中村恒子さんは終戦直前に医師となるため、16歳で故郷の広島尾道を出て大阪の医学専門学校へ入学しました。
入学直後に日本は終戦を迎え、食料難、医師になる制度の変更、1年間の無給のインターンなど様々な苦難を乗り越え、医師免許を取得しました。
医師となっても、戦後の日本に働き口はなく、開業医の家で住み込みで家事全般と医師の補助をしながら働いていました。
その後、縁あって大学病院の精神科医となり、89歳(2018年現在)でも現役の精神科医として働いています。
中村恒子さんの言葉は、こわばった心を解きほぐし、現実的な諦めの境地を教えてくれます。
お金のために働くでいい
- 人を不安にさせるニュースがたくさん報道されたり、他人の暮らしぶりが見えやすい現代において、先が不安になるのは無理もない。
- でもどんな時代でも先が不安なことは同じ。
- 自分を食べさせ、家族を守るため働くでいいし、その仕事で自分や家族が生活できるなら十分である。
- お金のために働くのは、大切なこと。
- 自分の生きがいとか自分の成長は余裕があったら考えればいい。
- 仕事の意義や意味なんて考えなくていい。
- 与えられた仕事を受け入れとにかくやってみる、ちょっと目の前の人の役に立てればくらいでいい。
- 仕事が好きでなくてもいい、生活のためにやっている、やらないよりはやる方がいいくらいでいい。
- なんでも受け入れろというわけではない、自分が壊れるような職場からは逃げ出していい。
- 自分で考え、自分の意思で決めて自分で変える、他人のせいにしない自分で責任を持つ。
コロナ禍で会社の業績が悪化し、リストラの不安に怯える日々です。職場で気の合う同僚は投資など着々と退職に備えているので、自分も何かしなくてはと焦っていました。
でも自分には投資の才能もマインドもないし、かといって転職できるスキルもありません。とりあえず今の仕事をできる範囲で一生懸命やり、あとは健康に気をつけて、時たま自分のためにブログを書くだけにしようと思います。
期待せずに捨てて行く
- 他人と比較して幸せかを考えるのは、ストレスにしかならないし、他人と比べたところで正解にはたどり着けない。
- 他人に認められ褒められ良い想いをしたいということは、他人の価値観にとらわれ身動きできない状態になるということ。
- 年を取れば、物もこだわりも捨てていった方が、楽に生きられる。
- 毎日生きるのが辛いならこれで十分、上々と納得する生き方もある。
- こうあるべきとこれが正しいと我を張ると、心が満たされなく不安になり、他人にもこうすべきと強要してしまう。こうでなくても良いと柔軟に考える。
- 今大切にするべきものを中心において、できる範囲で少しずつでも行動していく。
- 幸せか不幸せかは大して意味はない、幸せという感覚は不確かでずっと続く感覚ではない。
- 100%満足できるような環境などどこにもない、今の環境で自分がなるたけ快適に過ごす方法を考える。
- やってくれてあたりまえではない、してくれたことに感謝して、やってくれなくてもそれ以上求めない。
未来のことはわからない
将来、年金がもらえるか不安です。
というより年金がもらえる年齢まで仕事があるか不安です。
- 未来は思い通りにはならない、今日1日生きて行くことだけ考える。目の前のことを一生懸命やっていると余計なことは考えなくなる。
- 夜はしっかり寝るのが仕事。
- 人生に大変なことやイヤな経験はつきもの、自分ではどうにもならないことに、折り合いをつけ修業のつもりでのぞめば、なんとかなる。
- 食べて寝て心身が健康なら、ちょっと我慢して踏ん張ってみる。
- イヤな経験は修業になり、意味があると考えると踏ん張れる。
- うまくいかなくても立ち止まらず、ただ淡々と生活する。
心に折り合いをつけて うまいことやる習慣【電子書籍】[ 中村恒子 ]
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まとめ
今回は、オーデイオブック『心に折り合いをつけて うまいことやる習慣』について書きました。
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