この記事は、終身雇用崩壊とAIの進化でわれわれの仕事がどうなるかについて書いています。
トヨタ社長「終身雇用は守れない」発言
つい先日、トヨタ自動車の豊田章男社長が、「終身雇用は守れない」と発言し、話題になりました。
youtubeに動画が上がっていましたので、掲載します。
INSIDE TOYOTA #1 豊田章男からのメッセージ ~”自分”のためにプロになれ!~
現時点で、自動運転の世界最高の技術はGoogleが持っていると言われており、今後トヨタはこのITの巨人と戦っていかなければなりません。
Googleは、世界中から高額な報酬で優秀な頭脳を集めて、時代の先端を走る会社です。
Googleと競争するには、優秀な人材を高額の報酬で雇って行く必要があり、特定の技能のない人員を抱える余裕はないということです。
また、トヨタに入社するような人は、優秀であっても変化を望んでいないということもあります。競争に勝ち残るには、変化に柔軟に対応し、会社自体も変化して行かなければなりません。
日本一の会社であるトヨタでさえ、こんな厳しい状況に置かれているのですね。
でも中小企業に勤めている私にとって、終身雇用は、絶対のものではありません。就職氷河期世代の方や、入社したばかりの20代の方々にとっても終身雇用は、すでに幻想と考えているのではないでしょうか。
それより豊田社長の発言は、何か狙いがあるのではないですか?
メガバンクの人員削減計画
メガバンクの削減計画
三菱UFJフィナンシャル・グループ 9,500人
三井住友フィナンシャルグループ 4,000人
みずほフィナンシャルグループ 1万9,000人
店舗の統廃合も進んでおる。今はネット銀行もあるし、振込もスマホでできる時代じゃからな。
AI(人工知能)の普及で仕事がなくなる?
間違えなく、導入されじゃろう。コミヤの働く間接部門は、AIに一番先に取って代わられるじゃろう。
各団体からいろんな試算が出てきておるが、8割の仕事がAIに置き換わるというショッキングな説もあるのじゃ。
近い将来、人件費の安い発展途上国で、生産するビジネスモデルさえ、工場の完全自動化でなくなってしまうとも言われています。
将来、失業者が街に溢れ、経済格差が大きくなり、治安の悪化やスラム化を招くという説もあります。
どうすれば、生き残れるのか
富士通は5,000人規模の配置転換(人事や総務などの部門の人員を研修し、営業やシステムエンジニアなどITサービス部門へ)を実施する方針を打ち出し、2019年1月末までに2,850人が早期退職に応募した。約2000人は配置転換となる。
今やってる仕事でも、やり方や考え方を変えることで、高いスキルを得ることも可能であるじゃろうし、仮に仕事で難しかったとすれば、副業や趣味など自分の得意とするものを極め、収入につなげることも必要なのじゃ。
いずれにしても、自分でなんとかするしか、ないのじゃよ!
自分の市場価値を客観視
現時点では、リストラの話は出ていなかったとしても、これから景気が悪くなり、会社の業績が悪化すれば、いつ何時、自分がその対象となるかわかりません。
いざそうなったとき、今の自分のスキルや経験が、客観的に見て、どのくらいの市場価値があるのかを確認しておくことが大事です。
転職サイトに登録して、実際には、求人活動はしなくても、自分にどのような求人があるのか、自分の市場価値を確認しておきましょう。
まとめ
今回は、終身雇用崩壊とAIの進化でわれわれの仕事がどうなるかについて書きました。
このブログ「50代からの自立」では、50代以上の方の自立に有益な情報を掲載して行きます。わたしコミヤの試行錯誤、七転八倒を見ていただけると、幸いです。
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