こんにちは、このブログの管理人コミヤと申します。
わたしは、40代前半に、空手をはじめ、約5年間続けていました。学生時代、スポーツもやらず、165cm、50kgの私が、体験した空手道。
50代の自立とは離れるのですが、わたしの体験談で、笑っていただけたら、幸いです。
空手をはじめた理由
40代になって空手を始めたのですが、はじめた理由は、自分を鍛えようと考えたことです。鍛えようとしたのは、わたしの子供の夜泣きから始まった隣とのトラブルで、子供が小学生になっても、隣から壁を叩かれるという状態が続き、精神的におかしくなりかけたことです。

当時は夜、少しでも物音がすると、ビクビクしていました。隣の住人に、殺されそうになる夢で目がさめることもありました。嫁さんからは、引っ越したいと言われ、しかし経済的な理由で(家をローンで買っていたため)それもできずでした。
心に変調をきたし、なんとかしないと本当に色んなことが壊れそうでした。これまで問題があっても、逃げることばかり考えていました。逃げることは、時には必要であると思いますが、逃げられないことも人生にはあるものです。
そのとき、何があっても、動じないようになりたい、空手を習って自分を鍛えれば、逃げずにやって行けるようになるのではと考えるようになりました。
空手道場は直接打撃ルール
ネットで調べて、家から一番近い空手道場へ行くことにしました。

子供も習わせることにして、一緒に空手道場へ行くことにしました。子供と一緒の曜日は、型が中心で、普段運動していなかったわたしでも、きついことはなく、楽しかったくらいです。
しかし、大人だけの練習日に行ってみて、心底恐ろしくなりました。その道場は、何でもありの直接打撃ルールだったのです。しかも、組み手の際、グローブとファールカップ以外の防具は、一切つけていなかったのです。
わたしには、無理だと思いました。しかし、ここで逃げたら、どうにもならなくなる、とにかくやるしかないと、ただただ、自分に言い聞かせました。そう考えたものの、大人だけの練習日には、なかなか足が向かなかったのです。
道場の先生からは、もっと来て練習するよう、はっぱをかけれらていました。少しずつ大人の練習日にも行くようになりましたが、組み手だけは、恐ろしくてやらずに逃げていたのです。
ただ、サンドバックをひたすら叩いて、蹴りました。わたしがあまりにも長く叩き、蹴り続けるので、先生も驚いていました。わたしは、今まで心の底にあった怒りを、サウンドバックに叩きつけました。ただただ、殴り、蹴り、そうすると少しずつ怒りが収まるような気がしていました。とにかくひたすら練習しました。このころは、家でも腹筋し、腕立てをし、もともと10回程度しかできなかったのですが、3、4か月もすると100回はできるようになりました。
ダンベルとバーベルを買い、普段は足に重りを付けて生活していました。このころは、ひたすら自分を鍛えようと考えていました。
道場でガンダムと呼ばれていたわたし
わたしが行った道場は蹴りが中心でした。
3、4ヶ月してやっと、組手も少しずつするようになった(できる限り避けていました)のですが、何もしていない人の蹴りでも手で、受けるとなると、手がめちゃくちゃ痛いものです。まして空手をやっている人の蹴りは、とんでもない破壊力なのです。本当に、何回か手首を痛め、整形外科に通うはめになりました。
またお腹を蹴られた場合、下手したら死ぬと思いました。運動神経ゼロのわたしは、手のフェイント(顔面来るパンチ)に気をとられ、まともにお腹を蹴られることが多く、道場の練習生は誰も、お腹を守る防具を付けていなかったのですが、先生に特別許可を得て、先生に作っていただいた防具を付けていました。
手首にも、サポータにスポンジを巻いて、作った防具をはめ、足は普通の足袋を履くのですが、わたしは足袋にスポンジをつけ、ガムテープをぐるぐる巻きにしていました。
相手に蹴りを受けらた場合、空手の上級者は、手も足も尋常でないくらい鍛えており、受けられただけで、飛び上がるくらい痛いのです。それに足で受けられた場合は、足の指を脱臼してしまいます。実際脱臼して整形外科に通っていました。
とにかく体じゅうに防具をつけて、組手に臨んだわたしの姿に、ガンダムみたいと言われるしまつでした。そもそも空手をやろうという人は、組手を恐がったりしないのです。むしろ組手をやりたくて通っている人が大半でした。
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まとめ
今回は、コミヤの空手体験談1を書きました。
組手がほんとに恐ろしくて、組手に比べると隣のことも、会社のことも、大したことではないように、感じました。自分のような小心者は、実際鍛え上げられた、突きや蹴りを前に、命の危険を感じるくらいビビッていました。怖いので、なるだけ組手を避けていました。
あの時、よく辞めなかったと思います。続きも、書いていきますので、また読んでいただけたら、幸いです。
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